こんにちは。
医療法人社団ITS 理事長の石井宏明です。
この度は、ホームページをご覧頂きありがとうございます。
このページでは、僕が勤務医時代を通じて作り上げてきた診療理念についてお話したいと思います。
卒業後、最初に勤務した医院は、教育システムがしっかりしていると同時に、良い意味でとても「厳しい」環境でした。
最初の半年は絶対に患者様を診させてもらえませんでしたし、例えば歯を削ること一つとってみても、副院長と技工士のチェックをパスしなければ技工物を作ってもらえませんでした。
そんな環境の中で、必死にくらいついていって、技術を高めることができたと思っています。
患者様の信頼を得る為に丁寧に説明しコミュニケーションを取り、一人一人の患者様を自分の家族のように、何一つ手を抜くことなく時間をかけて診ることが許される環境は、今ではなかなかないと思いますし、とても貴重な経験をさせていただきました。
その環境の中で、歯科医療とは、医療従事者とはどうあるべきか、という核の部分が形成されたと思います。
治療にあたっては常に技術と知識を更新、高度化させる組織文化を醸成し続けることを目指しています。
一方で、採算度外視で独りよがりに陥りやすい、というリスクがあるのも事実で、「患者様のため」という大義名分があれば、何をやってもいいという青臭い自分に気付かされました。
次に私が勤務した医院では、 組織として存続する為に適正な利益を得る、すなわち「経営」の観点を学びました。しっかりと数値管理しながら、適宜見直し・改善をしながら、利益を確保していかなければ、スタッフやその家族を支えたり、幸せにすることさえできませんし、新しい知識・技術の修得のための研修会参加や、最新の機材の購入もできません。
しかし、利益確保に走って、歯科医療の質を下げることは、「医療従事者として」許せませんし、スタッフを搾取・こきつかってまで利益を出そうとも思いません。
そんな中たどりついたのが、「医療」と「経営」のバランス=「医療サービス」という考え方です。
医療従事者として納得のできる、恥ずかしくない診療をしながら、適正な利益を獲得して、組織を存続させ知識・技術をアップデートしていき、スタッフの人生を支えて行くことは生半可なことではありませんが、たくさんのスタッフの協力を得ながら、日々これを実践することができています。
当法人は患者様との丁寧なコミュニケーションを図ります。
患者様とのコミュニケーションを図ることで、患者様の歯科医療 に対する不安な気持ちや痛みを理解し、各個人にあった治療方法を医師がわかりやすく説明し、御納得して頂いたうえで治療をうけることができます。
治療にあたっては常に技術と知識を更新、高度化させる組織文化を醸成し続けることを目指しています。
また、知識と技術をアップデートしていきながら、患者様の体の負担をより少なくするために、最新の設備を導入し続けています。
当院は、これまで積み重ねた、幅広く高度な診療技術をより多くの患者様に提供して参りますので、安心してご来院下さい。